ミュージシャンを目指しているお子様をお持ちの保護者の方へ
自分の音楽を聴いて貰うにはプロデュース能力も必要
お子様がミュージシャンになると宣言しても、冗談だと思って取り合わない保護者の方は多いのではないでしょうか。
ミュージシャンになりたい人は常に多く、音楽をかじっている人は一度は「有名になりたい」と思うものです。
しかし実際に生活していけるまで収入を得られるのは、ごくわずかで夢のようなお話でしょう。
しかしミュージシャンにも色々な働き方があるのです。
CD製作などに参加するスタジオで演奏するスタジオミュージシャンや、単発でライブなどに呼ばれるサポートミュージシャンで、生計を立てている人もいます。
このような人はテレビにはほとんど出ませんが、実力がありミュージシャン仲間から尊敬されています。
音楽で表現する方法は昔から行われてきましたが、全て時代を反映しているところが興味深いです。
そのためインターネット配信などで、自分の作った曲を流している人も多いです。
共感されてその輪が広がれば、ミュージシャンとしても道が開けるかもしれません。
音楽を作っても誰にも聞いてもらえないのはやりがいがありません。
やはりミュージシャンを目指すなら、誰かに聴いてもらうことを目標にして、自己プロデュースする能力も必要です。
バンドとして活動するなら、プロデュース能力が高い人をメンバーに迎えるとメジャーになるキッカケが掴みやすいです。
メジャーで活躍するミュージシャンを目指すなら
プロのミュージシャンは、レコード会社や音楽プロダクションなどに所属して活動しています。
そのため自分たちのやりたい音楽を存分にさせて貰えず、商業的に成功しやすい路線で売り出されることもあります。
演奏が上手いのにルックスが良かったので、演奏よりルックスが目立つパフォーマンスをやらされるとか、ハードロックをやりたいのに歌謡曲路線で曲作りを求められるなど、葛藤が多いでしょう。
そのためメジャーを好まずインディーズで活動を続ける人も多いです。
自由度が高くやりたい音楽をすることが出来ますが収入は期待できません。
ミュージシャンの葛藤は「メジャーとして売れて自分たちの音楽を捨てるか、インディーズで趣味のように音楽を続けるか」この間で揺れ動いて、ときには究極の選択を迫られることがあります。
音楽を楽しんで本当に好きなら多くの人に聞いてもらいたいけれど、そのためにメジャーデビューして自分たちの個性を犠牲にするなら、音楽をやる意味が無いとまで言い切る人もいます。
有名になったら、やりたい音楽が出来るようになりますが、成功しているミュージシャンの中でもごく一部です。